トランプ関税対応

ゲーム・トレカ出品
送料差額調整ガイド

軽量商品の販売価格を最安値に設定する特殊な方法

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🎉 V3.87 新機能:初期設定で自動適用できるようになりました!

この記事で解説している設定は、V3の初期設定から「ゲーム・トレカ プリセット」を選択することで自動適用できるようになりました。

ゲーム・トレカ プリセット設定画面

新規導入の方:初期設定時に「ゲームソフト」または「トレーディングカード」を選択し、想定重量を設定するだけでOKです。

⚠️ 重要:O2セルに専用テンプレートの設定が必要です

ゲームやトレカなどの特定ジャンルは、O2セルに専用テンプレートを設定する必要があります。詳細は以下の記事をご確認ください。

🚨 使用前に必ずお読みください

⚠️ この手法は特殊です!

この設定はゲーム・トレカ等の軽量商品専用です。
他の商品には使用できません。設定を間違えると計算が狂い、損失が発生する可能性があります。

✅ 必ず守ってください

  1. 専用のシートを新規作成してください(既存シートを流用しない)
  2. 設定後、いくつか出品して計算が正確か確認してから本格運用
  3. 他の商品用シートと混同しないよう管理してください

📋 このガイドについて

トランプ関税導入以降、アメリカ向けの国際郵便がストップし、エコノミー配送はCpassエコノミーのみとなりました。 一方、ヨーロッパ向けにはeパケットライトが引き続き利用可能です。

この送料差額(100gで約347円)が価格競争力を下げる原因となっています。

💡 解決策:送料差額調整方式

販売価格はeパケット(安い方)を基準に設定し、
アメリカ向けの送料差額は「関税」として徴収する方法です。

これにより、販売価格を最安値に設定しながら、どの地域に売れても利益を確保できます。

🌍 背景と問題点

現在の配送状況

配送先 利用可能な配送方法 100gの送料
🇺🇸 アメリカ Cpassエコノミーのみ 1,227円
🇪🇺 ヨーロッパ eパケットライト 880円

⚠️ 従来方式の問題点

送料を含んだ販売価格を設定する場合、高い方のCpass送料を基準にすると...

  • ヨーロッパのバイヤーに対して割高な価格になる
  • 価格競争で不利になる
  • 特に軽量・低価格商品で影響大

📐 基本の考え方・理論

❌ 従来の方式

販売価格 =

仕入れ値 + 高い方の送料(Cpass) + 手数料 + 利益

→ ヨーロッパのバイヤーにとっては割高

✅ 送料差額調整方式

販売価格 =

仕入れ値 + 安い方の送料(eパケット) + 手数料 + 利益

→ 差額は関税として徴収

✨ この方法のメリット

  1. 販売価格を最安値に設定できる - eパケット基準で計算するため
  2. アメリカ向けも損失なし - 差額は関税として回収
  3. 価格競争力の向上 - 特に軽量商品で効果大

📊 送料比較表

基本送料表(参考)

重量 eパケットライト(EU) Cpassエコノミー(US) 差額
100g 880円 1,227円 347円
200g 1,060円 1,367円 307円
300g 1,240円 1,581円 341円
400g 1,420円 1,778円 358円
500g 1,600円 2,060円 460円

送料差額一覧(関税として徴収する金額)

商品重量 eパケット(EU) Cpass(US) 差額
100gまで 880円 1,227円 347円
200gまで 1,060円 1,367円 307円
300gまで 1,240円 1,581円 341円
400gまで 1,420円 1,778円 358円
500gまで 1,600円 2,060円 460円

🔧 具体的な設定手順

一括シートV3での設定

1

送料計算方法の変更

送料計算を固定金額(セル: AJ5)に設定します。

2

低価格配送方法の設定

低価格配送方法をCpass Economy(セル: AJ2)に設定します。

3

⚠️ 想定関税閾値の設定【ゲームの場合】

ゲームソフトの場合:想定関税閾値(セル: AP3)を「20」に設定してください。

この設定を忘れると計算が正しく行われません!

💡 トレカなど送料上限のない商品は、390のままで大丈夫です。

4

式の再出力

設定変更後、式の再出力を行います。

価格計算ツールでの設定

5

設定を保存

価格計算ツールの設定を保存します。

6

EU送料差額の設定

送料差額をEU送料差額のセル(AC2)に入力します。

// 送料差額の計算
差額 = Cpass送料 - eパケット送料

// 例:100g商品の場合
差額 = 1,227円 - 880円 = 347円
7

送料の設定

計算に利用したEU宛eパケットライトの送料送料のセル(J1)に入力します。

// 例:100g商品の場合
送料(J1) = 880円
8

利益率・広告費率の調整

最後に広告費率利益率(または利益額)を調整して完了です。

📋 設定セルまとめ

セル 設定項目 設定値(例:100g)
AJ5 送料計算方法 固定金額
AJ2 低価格配送方法 Cpass Economy
AP3 想定関税閾値【ゲームの場合】 20(トレカ等は390のまま)
AC2 EU送料差額 347円
J1 送料(eパケット) 880円

🧮 計算例・シミュレーション

例:100gのゲームソフト

📋 前提条件

  • 仕入れ値: 1,000円
  • 重量: 100g
  • 為替レート: 150円/ドル
  • 利益率: 20%
  • eBay手数料: 15%

❌ 従来方式(Cpass基準)

送料(Cpass) 1,227円
原価(仕入れ + 送料) 2,227円
販売価格 約 $22.90

✅ 送料差額調整方式

送料(eパケット基準) 880円
原価(仕入れ + 送料) 1,880円
販売価格 約 $19.30

📈 比較結果

項目 従来方式 送料差額調整方式
販売価格 $22.90 $19.30
アメリカ向け追加関税 なし $2.30(347円)
アメリカ向け総額 $22.90 $21.60

→ 販売価格を約$3.60安く設定でき、価格競争力が向上!

🎮 対象商品

✅ 適している商品

🎮

ゲームソフト
(PS/Switch/DS等)

🃏

トレーディングカード

💍

アクセサリー類

基本的に封筒で送れるサイズで、重量があらかじめ明確な商品

❌ 適していない商品

⚠️ 注意点・リスク

📌 注意点

  1. 重量の正確な把握が必須 - 梱包後の重量を事前に確認すること
  2. シッピングポリシーの適切な設定 - 地域別に正しく設定すること
  3. 為替変動への対応 - 定期的な価格見直しが必要

🚨 リスク

  1. 重量超過時の追加送料 → 安全マージン設定で軽減
  2. 関税に対するバイヤーの反応 → 事前に説明文で明記推奨
  3. 送料改定への対応 → 定期的に送料表を確認

🛡️ リスク軽減策

  • 梱包後の重量を正確に計測してから重量帯を決定
  • 商品説明に関税についての注意書きを追加
  • 定期的な送料・為替の見直し

💡 椛島案:安全マージンの設定

より安全に運用したい場合は、Cpass送料を1段上の重量帯にずらす方法があります。

例:100g商品の場合、Cpass送料は1,227円ではなく200gの1,367円を使用

  • 重量超過時のリスクを軽減
  • 差額が若干大きくなるが、より安全な運用が可能

📝 まとめ

🎯 この方法の3つのポイント

  1. 販売価格はeパケット基準で最安値に設定
  2. アメリカ向けの送料差額は、送料としてもらっている関税に上乗せ
  3. 重量帯ごとの差額を正確に把握してシッピングポリシーに反映

📈 期待できる効果

  • 軽量商品での価格競争力向上
  • ヨーロッパ市場での売上増加
  • アメリカ市場でも利益確保